伊万里市民図書館の5代目館長に就任した杉原あけみさん=伊万里市

■伊万里市民図書館長に就任

 伊万里市の立花小校長など教育現場で39年間、子どもたちの読書に携わってきた。学校司書の資格を持ち、選書や読書推進事業など図書室の運営に関わる中で、市民図書館はそれを支援してくれる頼もしい存在だった。前任の古瀬義孝館長の退任に伴い、5代目館長に公募で就任し、「お世話になった図書館やボランティアの方々に恩返しできれば」と話す。

 佐賀市出身。小学生の時、近くに県立図書館が開館し、常連になった。家では自分の本の背表紙にラベルを張り、図書カードも作って弟に貸し出す「図書館ごっこ」をして遊ぶほど、図書館が大好きな子どもだった。「教師にならなかったら図書館で働いていたかもしれない。憧れの存在でした」

 伊万里市民図書館の市民と一体となって運営するシステムは全国的に有名で、その館長は注目を浴びるポスト。昨年度に開館から20周年を迎え、“成人後”の第一歩を踏み出す年でもある。「学校の図書室と違って多様な世代層が利用する。生活や仕事のお役に立てるよう、図書館活用術もPRしていきたい」と張り切っている。伊万里市在住。

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