桜の花びらの刺繍体験会を企画する古賀さん=神埼市千代田町の自宅

■神埼市の作家・古賀陽子さん、刺繍の美しさ小中学生に

 手作業で仕上げる工芸の美しさを伝えようと刺繍(ししゅう)作家の古賀陽子さん(47)=神埼市千代田町=が手掛ける「100枚の桜プロジェクト」が23日、佐賀市でスタートする。小中学生を対象に伝統工芸の日本刺繍の体験会を開き、桜の花びらを100枚制作する。

 古賀さんは生地をピンと張った状態で固定することができる刺繍枠「カクイチ」を開発。今回は花びらの形に仕立てたものを用意した。子どもたちへの体験会はこれまで、地元神埼市で小規模に開いてきたが、23日の佐賀市での開催を皮切りに、今後は唐津市や武雄市でも開く予定という。

 小中学生100人に1枚ずつ花びらを刺繍してもらい、最終的には一本の桜の木の作品にする。作品は来年の佐賀城下ひなまつりに合わせ、佐賀城本丸歴史館に展示する予定。

 「地道に根を詰めて取り組む時間の楽しさを伝えたい」という古賀さん。参加した子どもたちには展示する際の協力も呼び掛けるといい、「思い出に残る共同作品を作り上げたい」と意気込みを語る。

 23日は赤松公民館で午後1時半から。先着20人で申し込みが必要。問い合わせは古賀さん、電話080(2772)1753。メールmayutoichi@gmail.com

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