国内旅行業務取扱管理者の資格を取得した嬉野高観光・流通系列3年の山﨑稜馬さん(左)と吉永藍麗さん=嬉野市の嬉野高校

■夏休み返上、特課の成果実る

 嬉野市の嬉野高観光・流通系列3年の2人が、国家資格「国内旅行業務取扱管理者」を取得した。同校生徒の同資格取得は2年連続。2人は夏休みを返上して特別課外授業(特課)に通ったほか、互いに教え合いながら重ねた勉強が実った。

 合格者は、山崎稜馬さん(17)と吉永藍麗さん(17)。旅行業者は各事業所に同資格保持者を置かなければならない。9月上旬に全国1万5352人が受験。合格率は33・1%で、同校生徒は10人が受験した。

 試験に向けた本格的な授業は夏休みの特課から始まり、日曜日を除いて毎日、朝から夕方まであった。夏休み明けの文化祭で和太鼓部引退を控えた吉永さんも、和太鼓の練習の合間を縫って特課に出席した。

 試験対策中、帰宅後も連絡し合い、分からない所を教え合っていたという2人。空港の地上スタッフを目指し卒業後、専門学校に通う山崎さんは「自分の力を試せる大きな目標だった。就職にも生かせる」と話す。吉永さんは在校中に進路変更し、将来の夢に直接生かせる資格ではなくなったものの、「何かで有利になるかも」と合格を喜ぶ。

 指導した堀美和教諭は「惜しくも不合格だった生徒も含め、友情を深めていく姿勢に感動した」とたたえた。

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