大英博物館に所蔵されている焼き物について説明する学芸員のニコル・クーリッジ・ルマニエールさん=唐津市北波多の北波多小学校

 大英博物館の日本美術担当学芸員ニコル・クーリッジ・ルマニエールさんが15日、唐津市北波多の北波多小を訪れ、5、6年生と交流した。児童たちは学芸員の仕事に興味津々で、次々と質問していた。

 有田焼の専門家でもあるルマニエールさんは、館蔵品の中に唐津焼や有田焼など日本の焼き物もあることを紹介。15代酒井田柿右衛門さんや14代今泉今右衛門さんの作品の写真を示しながら「自分のアイデンティティーを入れることで、日本の伝統は生きている」と語った。

 児童たちは「学芸員の仕事の内容は」「展示品に触ることができるの」「日本人も働いているの」などと次々に質問。北波多地区は唐津焼発祥の地とされることから、児童の代表が唐津焼のルーツや技法について調べたことを発表し、ルマニエールさんは興味深く聞き入っていた。

 ルマニエールさんは有田焼創業400年を記念した国際学芸員サミットに合わせて来日。交流では、地元の唐津焼作家の指導で、児童と一緒に焼き物作りも楽しんだ。

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