佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画を巡り、九州防衛局は18日、飛行による大気への影響や騒音など佐賀県が確認を求めていた10項目に答えた。7月に提出していた質問書で未回答だった分全てが回答された。

 山口祥義知事は配備計画の諾否判断をする条件の一つに今回の回答が来ることを挙げていた。県企画課は「内容を確認し、疑問点があれば九州防衛局へ改めて質問することになる」としている。

 空港周辺での大気への影響予測について、防衛局は「自衛隊機が1日60回の離着陸を行った場合の大気汚染物質はほとんど増加することはない」と説明した。

 基礎的なデータがないという駐機場と滑走路の行き来やアイドリング、ホバリング訓練での影響に関しても「汚染物質が仮に1日60回の離着陸と同等程度以上上乗せされたとしても環境基準を上回るようなことはない」との見方を示した。

 500メートル以上の高度で飛行をした場合は、地上で聞こえる最大騒音値は78デシベル程度と回答した。防衛省は今月8日の佐賀空港周辺で実施したデモフライトの騒音測定結果はまだ公表していない。

 県による4回目の質問で想定飛行経路などを尋ねた23問については8月に回答されている。

=オスプレイ配備の先に=

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