署長感謝状を受け取った左から吉村さん、堀内さん、吉田さん、貞冨さん=佐賀市の佐賀警察署

 佐賀署は16日、ニセ電話詐欺を未然に防いだとしてスーパー栄玉本庄店店長の吉田日出美さん(50)、店員の堀内あゆみさん(31)と貞冨宣正さん(66)、佐賀兵庫町郵便局の局員吉村真由美さん(46)=いずれも佐賀市=に署長感謝状を贈った。

 スーパー栄玉に勤める吉田さん、堀内さん、貞冨さんは、10月31日午前10時ごろ、携帯電話で話しながら店内のATMを操作する80代女性を見かけた。声をかけたところ「市役所から還付金のことで電話があり、今銀行と話している」などと話したため、ニセ電話詐欺を疑い、2人が説得する間、もう1人が110番通報した。吉田さんは「不審なことがあれば勇気を出して声をかけるように従業員に促している。未然に防げて良かった」と話した。

 吉村さんは11月2日午後2時半ごろ、現金書留で送金したいと来局した20代後半の男性に送り先を確認。「ワンクリック詐欺業者から請求があり、業者との交渉代行業者にお金を送る」などと話したため注意を促し、警察官に引き継いだ。吉村さんは「ゆうパックなどで現金を送ってしまう被害が多く、お客様に声をかけるなど対策を続けている」と話した。

 佐賀署管内では10月末までにニセ電話詐欺被害が19件、5412万円発生している。

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