県庁展望ホールで夜間上映するプロジェクションマッピングについて説明するネイキッドの村松亮太郎代表(右)と山口祥義知事=県庁

 夜の観光スポットや街歩きの流れを創出しようと佐賀県は7月18日から夜間、建物に映像を投影する「プロジェクションマッピング」を佐賀市の県庁展望ホールで展開する。ガラス越しに見える佐賀平野の夜景と、佐賀城天守閣や夜間バルーン飛行など佐賀の素材を盛り込んだ映像とを融合させて“新たな夜景”を生み出す。

 東京駅の3Dプロジェクションマッピングなどで知られる「NAKED(ネイキッド)」(東京、村松亮太郎代表)が制作する。作品のテーマは「City Light Fantasia by NAKED」。展望台南側のガラス窓群(幅30メートル、高さ1・7メートル)に特殊なフィルムを貼り付け、高密度高精細な映像を投影する。

 県庁で開かれた記者発表で山口祥義知事は「佐賀は夜の街歩きが弱かった。佐賀平野の広がりを背景に佐賀でどんなことが営まれてきたか伝えたい」とアピール。村松代表は「映像の羅列ではなく、ストーリーを背景に出したい。一過性のイベントではなく、数年掛けて映像を常設的なものに育てたい」と話している。

 期間は7月18日から来年3月31日まで。7~9月は午後8時から同10時まで、10~3月は午後6時半から同10時まで。入場無料。

 また県立美術館・博物館など市内文化施設でナイトミュージアムを開催するほか、市内の飲食店で利用できるクーポンを配布し、夜の街歩きにつなげる。

 県は「アート・アフター・ダークinSAGA」事業と銘打ち、予算3100万円を盛り込んでいる。

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