男子決勝・佐賀商-佐賀学園 第2セット、佐賀商の塚原和飛がアタックを決め、24-19とする=佐賀市の市村記念体育館

 6年連続で同一カードとなった男子決勝は、佐賀商が、粘る佐賀学園との激戦を制した。ウイングスパイカーの平野涼太主将は「なかなか自分たちのプレーができなかったが、最後は気持ちで勝った」と安どの表情を浮かべた。

 序盤の選手たちは動きが硬く、佐賀学園の多彩な攻撃を防ぎきれずに第1セットを失った。しかし、第2セットは相手が単純な攻撃ミスを重ねるのに対し、持ち前のコンビバレーのリズムを徐々に取り戻し、流れを引き寄せた。

 「相手のミスにも助けられたが、要所でサーブで点が取れたのが良かった」と中村友彦監督。第3セット後半にミドルブロッカー高尾倖輔のサーブや平野のアタックで突き放し主導権を確保すると、第4セットは終盤に「最近サーブの強化をはかった」というセッター塚原和飛が逆転の連続サーブポイントを決めた。

 目標とする全国8強に向け、監督、選手とも「ミスの少ない試合を」と課題を挙げる。苦しみながらも、強い気持ちで競り勝ったこの日の戦いは、佐賀商にとって次のステップへの大きな糧となったようだ。

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