ライブラリアンシップ賞を受賞した伊万里市民図書館の杉原あけみ館長(前列左から2人目)と図書館フレンズいまりの井樋有希代表(同3人目)らメンバー=伊万里市民図書館

■協働サービスを評価

 これからの図書館のあり方を示唆する先進的活動を行う機関を顕彰する「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー(LoY)」(NPO法人知的資源イニシアティブ主催)は、新設の「ライブラリアンシップ賞」に伊万里市民図書館と市民のサポーター組織「図書館フレンズいまり」を選んだ。官民協働で質の高いサービスを提供しているのが評価された。

 LoYは図書館関連分野の国内最大イベント「図書館総合展」のフォーラムの一つとして2006年に始まった。10年を一区切りに昨年で終了予定だったが、対象や評価基準を一部改めて今年も継続した。ライブリアンシップ賞は、長年にわたり地域住民や図書館員が協働で活動を行う図書館を対象に「大賞に匹敵する賞」として新たに設け、伊万里市民図書館と鳥取県立図書館が受賞した。

 市民図書館は今年で開館21年だが、それ以前の計画・設計の段階から市民が携わっている。フレンズはその流れを受け継ぎ、行事の企画や運営への提言など多方面で行う。

 9日に横浜市の会場で表彰を受けた杉原あけみ館長は「理念である市民との協働が評価された」と喜ぶ。フレンズの井樋有希代表は「今後も市民が自慢できる図書館づくりに力を合わせていきたい」と話した。

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