東南アジアの訪日インバウンド情勢について話を聞く県内の観光関係者ら=武雄市文化会館

 旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)の東南アジア各地域の支店長らが、訪日インバウンド情勢を説明するセミナーが武雄市文化会館であった。タイ、ベトナム、フィリピン、中国・上海に駐在する同社の代表者らが、現地の人々が日本や佐賀への旅行に抱く期待など最新事情を紹介し、県内の観光関係者約40人が耳を傾けた。

 県観光連盟が主催し、同社の各地域統括支店長らを招いて開催した。現地の映画やドラマのロケに使われた佐賀への旅行客が増えているタイについては、中村謙志タイ統括支店長が紹介。「2013年のビザ解禁以降、訪日客は増え、今年は100万人に届くといわれている」と説明した。また「特に和食は圧倒的な人気コンテンツ」とし、この日、自身も味わった嬉野名物の温泉湯豆腐も含めて「日本食の裾野の広さを紹介していきたい」と話した。

 このほか、各担当者は「ベトナムは富裕層が桜や紅葉シーズンに日本に来る。食への期待が非常に高い」「フィリピン人は買い物と食事が好き。世界遺産や寺院はSNSに投稿する目的で人気」「訪日中国人の増加ランキングでは今年、佐賀県が1位」などと各国の傾向を紹介。参加者はメモを取るなど熱心に聴き入っていた。

このエントリーをはてなブックマークに追加