カブトガニを素材にした地域おこしプロジェクトをプレゼンする一本尚之さん、高木広大さん、長沢健一さん(左から)=伊万里市の立花公民館

■夢企画 カブトガニ活用も

 次世代のまちづくりの担い手を養成する「夢をかなえる未来塾」(伊万里市教育委員会主催)が伊万里市の立花公民館で開かれた。5回講座の締めくくりで、受講生が成果発表した。「国天然記念物のカブトガニ繁殖地(多々良海岸)を恋人の聖地として売り出そう」と具体的提案もあった。

 最終回は高校生を含む約20人が参加。ワーキンググループ形式の学びで培った企画立案力で、各自の夢実現に取り組んできた成果や途中経過を発表した。

 受講して知り合った長沢健一さん(34)、一本尚之さん(31)、高木広大さん(26)は伊万里の動画PRを模索。当初はカブトガニの動画のネット配信を企画したが、それにとどまらず、地域おこしプロジェクトの提案に発展させた。

 3人が制作したショートムービーは男女が多々良海岸を訪れ、男性がプロポーズする内容。その中に、Tシャツや飲食物などのカブトガニにちなんだ新商品、カブトガニ神社での絵馬販売や岸壁でカブトガニ形の石を見つける企画など新たな仕掛けを提案した。「多々良海岸は伊万里にしかない固有の観光資源」と語り、プロジェクトの実現へ売り込む計画も語った。

 講座のメーン講師を務めた中村直子さんは「目標を一歩でも先に進められるよう続けてほしい」と全員にエールを送った。

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