「新たな選択肢として、家族信託を自分の武器にして」と話す柳橋儀博さん=佐賀市のホテルマリターレ創世

 相続対策として注目を集める家族信託を学ぶセミナー(積水ハウス佐賀支店主催)が20日、佐賀市のホテルマリターレ創世で開かれた。司法書士の柳橋儀博さんが、遺言や贈与で相続する場合のデメリットを家族信託でカバーする仕組みなどを解説した。

 柳橋さんは家族信託について「営利目的でない、家族間などで行う財産の信託」と説明。実際の権利は手元に残したまま、財産管理を受託者に任せることができ、「贈与税が課されない」「委託者が認知症などで判断能力を失った場合でも、財産が凍結状態になるのを防げる」といった利点があると述べた。

 次の次の代まで財産の継承先を決めるなど、遺言では不可能な活用法もあり、「今までできなかったことが家族信託ではできる。一つの選択肢として自分の武器にして」と呼び掛けた。

 この日は税理士の佐野康隆さんによる相続対策の講演もあった。

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