色とりどりのサイクルウエアに身を包み、各自の愛車の横に立つ部員たち=佐賀市の龍谷高

街中をさっそうと駆ける自転車競技部員たち=佐賀市城内の路上

 サイクルウエアを着用し、軽快に街を走る自転車競技部の11人。街中で見掛けたことがある人もいるだろう。近年はロードバイクブームで自転車愛好者が増えているが、同部はそんな流行以前から存在し、60年以上もの歴史がある。

 部員が乗る自転車は、個々人の身長や脚の長さに合わせて作るオーダーメード。わずか6キロ程度の軽い車体で、彼らが走れば時速40~50キロと、自動車並みのスピードが出る。満生龍之介部長(3年)も、乗り始めの頃は「普通の自転車では出ない速さが怖かった」と懐かしむ。

 普段は空港通りなど、車通りが少ない場所まで移動して練習するが、土日は武雄競輪場のトラックを使用できる。プロから直接フォームやペダリングの指導を受けることもあり、まさに絶好の練習環境なのだ。

 嬉野や武雄など遠方から通う生徒もいるが、全員もちろん自転車通学。たとえ女子でも片道1時間半かけて通学する。部活の練習だけでなく、普段の生活時間もしっかり競技へとつなげている。

 「練習の努力がすぐ結果に出るスポーツ」と、自転車競技の魅力を語る満生部長。昨年の国体で部員が個人4位に入賞しており、今年は「より多くの部員の入賞を目指したい」と話す。

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