店舗別に羊羹を味比べしようと多くの人が訪れた会場=小城市のゆめぷらっと小城

 地元銘菓「小城羊羹(ようかん)」の全25店舗の商品を紹介する「日本一! ようかん祭り」が20日、同市小城町の交流施設「ゆめぷらっと小城」で開かれた。各店舗の羊羹を味比べしようと来場者が殺到し、試食用に準備した紙皿2千枚は開場から約2時間でなくなった。

 イベントは小城羊羹協同組合の青年部が主催した。日本で唯一、羊羹専門店が集中する地域性を生かし、「日本一!」との名称をつけて初めて企画した。店舗ごとにブースを設け、店員は切り分けた羊羹を来場者に勧めていた。

 家族4人で訪れた佐賀市の会社員奥野泰弘さん(36)は「店舗ごとに味が違うのには驚いた。羊羹は好きだけど、贈答用として一つの店だけで買っていた」と話し、「5歳の長男は周りが固い歯ごたえのある昔ようかんが気に入ったようで、この際、家族で“マイ羊羹”を決めようかな」と声を弾ませた。

 小城羊羹協同組合青年部の八頭司勲会長は「想定を超える来場者に驚いた」とイベントの成功に満足した様子。「子どもを連れた若い年齢層も多く、羊羹ファンの層の厚みを感じた」と次の“仕掛け”に期待を膨らませた。

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