23日に特別企画として佐賀経由で佐世保-唐津間を走るJR九州のスイーツトレイン「或る列車」(提供写真)

 JR九州が運行する観光列車「或(あ)る列車」が23日、特別企画として佐賀コース(佐世保-佐賀-唐津間)を往復する。洗練されたデザインなどで人気がある観光専用列車が県内を中心に運行するのは初めて。佐賀駅や唐津駅では記念式典が開かれ、沿線自治体は出迎えや見送りのもてなしに力を入れている。

 8月に県と同社が結んだ包括連携協定に基づき、コースを設定した。「或る列車」は100年以上前に作られた幻の豪華列車の通称とデザインを受け継いだ2両編成。車内で高級スイーツが楽しめ、昨年8月に大分県内で運行を始め、現在は長崎県内を走っている。

 23日は県内観光を盛り込んだ1泊2日のツアー行程に盛り込まれ、スイーツには地元食材を使用。乗客約30人は往復で異なる。

 沿線自治体ではホームでゆるキャラと住民が旗を振ったり、バルーンを係留したりと歓迎ムードを演出する。県観光課は「今後の観光列車の誘致や運行につながるように、沿線からも手を振ってもらえれば」と話している。

 主な駅の予定通過・停車時間は次の通り。

 ▼往路 武雄温泉10時56分、肥前山口11時9分、佐賀11時23分(ホーム式典)、小城11時42分、多久11時56分、唐津12時27分着

 ▼復路 唐津14時17分(ホーム式典)、多久15時10分、小城15時23分、佐賀15時39分、肥前山口15時57分、武雄温泉16時26分

このエントリーをはてなブックマークに追加