防護服に身を包んだ鳥栖市保健福祉事務所所員(右)が、新型インフルエンザの模擬患者を病院に搬送する手順を確認した訓練=みやき町の東佐賀病院

 新型インフルエンザが発生した場合の対応を確認する訓練が21日、鳥栖市の鳥栖保健福祉事務所であった。所員ら約30人が参加し、感染の疑いがある患者を、病院まで迅速に搬送する手順をチェックした。

 訓練は、県外で新型インフルエンザが発生し、その地域に出張していた鳥栖市内の40代男性が帰宅後に症状を訴える想定で行った。

 新型インフルエンザの発生時に問い合わせを受け付けるコールセンターに、男性の妻が連絡すると、所員が症状を聞き取り、感染の拡大を防ぐため公共交通機関を利用しないことなどを指示した。その上で、所員が防護服を身に着けて男性宅に向かい、座席をビニールで覆った公用のミニバンで、東佐賀病院(三養基郡みやき町)の感染症病棟まで搬送した。搬送に使った車の消毒もした。

 訓練は年に1回、佐賀県が実施している。県健康増進課の横尾智子副課長は「感染症への対応は初動が重要。新型インフルエンザはいつ発生するか分からないので、対応に課題があれば見直して、備えたい」と話す。

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