柿をお湯で煮沸消毒する学生たち=佐賀市大和町松瀬の「湛然の里」

 佐賀女子短大食物栄養専攻の学生26人が、地域の食文化に触れようと佐賀市大和町松瀬の「湛然(たんねん)の里」で干し柿作りに挑戦した。学生らは地域住民らに作り方を教わりながら、“松梅の干し柿”の伝統に触れた。

 栄養士を志す学生に食文化の継承・発展について考えてもらう体験学習で、短大と地域おこしグループ「湛然の里と葉隠の会」が協力し、4年前から実施している。木になった柿を竹ざおでもぎって収穫した後、約300個を皮むきし、軒につるすまでを体験。干し柿を初めて見る学生もいて、軒先に連なる干し柿をスマートフォンで撮影するなど興味深げだった。

 干し柿作り初体験という田尻咲希さん(19)は「日本文化の良さを経験できた。ここで得た知識を周囲にも伝えていきたい」、諸岡直教授は「地域の食文化発展に寄与する栄養士を育てていきたい」と話した。来年1月には、同短大で干し柿を使った地元特産品「巻き柿」作りも行う。

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