九州大は21日、文系と理系の枠組みを超えて幅広い学究分野を融合した「共創学部」を、2018年春に新設すると発表した。世界が直面する複雑な問題に対処できる人材を育成するのが狙い。国際感覚も高めてもらうため、留学を義務付ける。17年3月までに文部科学省へ設置を申請する。

 新学部では、1年次で一般教養科目のみを履修。2年次から「人間・生命」「人と社会」「国家と地域」「地球・環境」の4分野から自由に履修し、4年次でこの中から専攻を決める。環境破壊や人工知能(AI)、感染症対策といった課題に向き合うための知識や考え方を身に付けられるよう、講義やゼミを工夫する。

 講義の一部は、英語で実施。最短2週間の留学を卒業の条件とする。

 18年度入試の定員は105人。学力試験での選抜のほか、面接や小論文によるアドミッション・オフィス(AO)入試もある。

 丸野俊一副学長は「異なる文化背景をもつ他者と共に、新しい社会や価値を創る人材を育てる」としている。【共同】

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