佐賀県は22日、唐津湾沖での海砂採取量について、来年1月から年間100万立方メートルを上限にすると発表した。これまでの年間130万立方メートルから減らし、環境負荷を軽減する。

 海砂は建設資材などとして採取されているが、2010年に始めた環境影響調査を受け、限度量の見直しを進めてきた。9月の学識者による検討会では「3割程度削減が望ましい」とする意見が出ていた。

 限度量は今後数年で見込まれる県内の建設工事などに必要な海砂の量(年間89万~92万立方メートル)や大型投資、災害に一定程度対応できるように設定。海砂の単価上昇や県内供給に配慮しつつ、代替材料の普及状況を踏まえて「徐々に削減する方向で必要な時期に見直しを行う」としている。

 唐津湾沖の許認可を巡っては12年に違法な超過採取が発覚し、超過量に相当する計160万立方メートル分も各年で分割して減らしている。

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