個性あふれる作品に見入る来場者=佐賀市立図書館

 県内の写真愛好家でつくる「佐賀フォトサロン」(中山征一郎会長)の写真展が、佐賀市立図書館で開かれている。共通テーマの有明海のほか、佐賀の空など会員がそれぞれの視点で切り取った力作60点を展示している。27日まで(24日は休館日)。

 月例会と年1回の作品展で研さんを重ねる同サロン。有明海の作品では、野村哲郎さん(佐賀市)の「有明海」が目を引く。赤く色づいたシチメンソウの上に、渡り鳥が落としたと思われる白い羽根がふわりと浮かび、秋の東与賀海岸を一目でイメージさせる。

 自由作品で、笠原陽一路さん(小城市)の「花・華」シリーズは、女性の写真と水に浮かべた花の写真を並べ、お互いがイメージを膨らませあう。原田千秋さん(佐賀市)の「雨あがり」は、きれいな半円形の虹を、抑えめの露出で落ち着いた画面にした。

 中山会長は「被写体も切り取り方も違う会員それぞれの個性を楽しんで」と来場を呼び掛けている。会場には初代会長の故音成三男さんと2代目会長の故佐藤孝幸さんの遺作も飾る。

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