船からノリ漁場を見学する児童ら=佐賀市大詫間のノリ漁場

 佐賀市川副町の大詫間小の児童が22日、漁船に乗って沖合のノリ漁場を見学した。網に着いた黒いノリを間近で観察し、完成したばかりの香ばしいのりも味わった。

 4年生11人と6年生8人が、2隻に分かれて大詫間漁港から南に出発し、約5キロ沖にあるノリ漁場では、海に無数に立つ棒に固定された網を見学した。佐賀県有明海漁協大詫間支所の深川辰巳支所長代理が「県内だけでノリの網は30万枚ある」と説明した。児童らは船上で、網にぶら下がるようにして着いたノリを近くで観察していた。

 その日に加工したのりも振る舞われ「おいしい」「もう1枚ちょうだい」と味わった。祖父がノリ漁師だった芦原理夢(りむ)さん(12)は「思ったより網にたくさん着いていた。のりもぱりぱりしておいしかった」と話した。

 見学は総合的な学習の一環。地元のノリ漁について学ぶことで、郷土愛を育てようと、同小が初めて企画した。

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