塩田工業高情報技術科2年の生徒(左)からソフトの操作方法を教わりながら、マイコンカー(手前)のプログラムを組む五町田小5年の子どもたち=嬉野市の五町田小

◆プログラム、相撲ロボ、模型住宅に目輝かせ

 高校生が小学生にものづくりの楽しさを教える授業が18日、嬉野市の五町田小であった。同市の塩田工業高から生徒11人が訪れ、学んだ知識と技術の一端を5年生25人に伝授し、子どもたちは目を輝かせながら授業に励んだ。

 情報技術科はプログラミング、機械科は相撲ロボット製作、建築科は模型住宅作りと、各学科の特性を生かしたものづくりの楽しさを教えた。

 このうち情報技術科2年の4人は、マイコンカーの動きをプログラムする方法を子どもたち7人に教えた。パソコンの画面上でボタンを組み合わせるだけで、前進や回転などの動きを制御できるソフトを使った。

 高校生たちは簡単な操作を教えた後、「低速で2秒間前進した後、中速で1秒間後進するプログラムを組んで」などと問題を提出。子どもたちは「できたかも」「分からんごとなった」と頭をひねりつつ楽しんでマイコンカーを走らせた。速度や時間の設定を自主的に変えるなど、すっかり夢中になった子もいた。

 文科省の中央教育審議会は2020年度からの新学習指導要領改正案で、小中高でのプログラミング教育導入を提案している。野中凛太郎君(10)は「思い通り動かせて楽しかった。お兄さんたちは優しくて、ソフトの使い方もすぐに分かった」と自慢げに話した。

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