藤原廣嗣を祭る二ノ宮の前で重藤薫範宮司=唐津市鏡の鏡神社

◆悪縁退散願い復活

 神功皇后と藤原廣嗣朝臣(ひろつぐあそん)を祭る唐津市鏡の鏡神社は毎年11月28日、藤原御祭(おんまつり)を行っています。宮司の重藤薫範(まさかた)さん(42)が神社の資料を整理中、大正時代頃まで祭りが行われていたことを知り、5年前、廣嗣公の命日に近い28日に日程を定め、祭りを復活させました。

 廣嗣公は学問、舞踊、武道に秀でた貴族でしたが、反藤原勢力の台頭の中で謀反を企てたと見なされ、松浦の浜で斬首されました。鏡神社の二ノ宮はたたり神となった廣嗣公の霊を慰めるため建立したそうです。

 祭りは午前11時から始まり、文武両道や歌舞音曲の上達、悪縁退散を願い、宮司による朝日舞、祇園太鼓、エレクトーン演奏が奉納されます。奉納には飛び入り出演もできます。問い合わせは鏡神社、電話0955(77)3151。

(地域リポーター・宗真弓=唐津市鎮西町)

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