佐賀市は、経済的な理由で小学校や中学校の入学時に必要な制服など学用品の購入が難しい家庭への就学援助費について、4~6月の支給時期を、来年から3月に前倒しすることを決めた。お金が必要な入学前に支援が行き届くようにする。入学前の支給は、県内で初めて。

 対象は、市内在住で次年度に市内の小中学校に通う子どもがいて、一定の所得額を下回る世帯。子ども1人当たり新小学生は2万470円、新中学生は2万3550円を支給する。年度内支給となるため、今春を参考に援助費約600人分の1342万円を11月補正予算案に計上した。これまで市は4月の人事異動に伴う転出などに対応できるよう、規則で支給対象を「市内の小中学校に在学中の子ども」に限っていた。入学先の確定後に申請を受け付け、小学生は6月、中学生は4月中に支給していた。

 市教委によると、保護者から「実際にお金がいる入学前に利用できる助成制度はないか」という問い合わせがあっていた。福岡市が昨年から支給時期を早めたことを受け、佐賀市議会でも「入学時の負担が大きな問題になっている」と前倒しを求めていた。市ホームページや市報で周知する。制度の問い合わせは市教委学事課、電話0952(40)7358。

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