使用済み核燃料貯蔵施設と高レベル放射性廃棄物に関する申し入れ書を県の担当職員に手渡す石丸初美代表(中央)=県庁

 「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」(石丸初美代表)など4団体は24日、使用済み核燃料の貯蔵施設設置と高レベル放射性廃棄物の地層処分を県内で認めないよう求める申し入れ書を、山口祥義知事と中倉政義県議会議長宛てに提出した。知事には1カ月以内の回答を求めている。

 申し入れ書では、青森県六ケ所村での再処理工場の本格稼働のめどが立たない状況では長期貯蔵や最終処分施設となる可能性を懸念している。地層処分については、活断層の多い日本で地下深くに埋めることの危険性なども指摘した。

 石丸代表は「まずは“蛇口”を止め、核のごみを増やさないことが大前提。住民の命と財産を守っている知事は私たちにない権限を持っている」と訴えた。

 玄海原発の使用済み核燃料プールは3、4号機が再稼働すれば4~5年程度で満杯になる見通し。九州電力は特殊な金属容器に使用済み核燃料を入れ、空気の流れで冷やす乾式貯蔵施設の建設を敷地内外で検討している。

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