農林水産省は14日、16年産米の出荷業者と卸売業者の相対取引価格が、9月平均で前年同月比8・8%上昇の60キロ当たり1万4342円になったと発表した。新米の相対取引価格の公表が始まる9月の値上がりは2年連続。飼料用米の増産などで国による生産調整(減反)目標が2年連続で達成されたことで、主食用米の過剰感が引き続き和らいだ。

 コメ価格を巡っては、14年産米が在庫過剰などにより大幅に下落し、農家の経営を圧迫した。15年産は9月の新米価格が5・6%上昇し、3年ぶりの値上がりに転換した。16年産も上昇が続いたことで、おおむね大幅下落前の13年産の水準まで戻した。

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