佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画を巡り、山口祥義知事は12日、受け入れ諾否の判断について「(機体の)安全性と補償の枠組みがポイント」と述べ、判断時期はノリ漁期にとらわれない考えを示唆した。防衛省に求めている安全性の説明時期は、まだ打診がないと述べた。

 会見後に報道陣の質問に答えた。県はこれまで、県有明海漁協の各支所への意見聴取を行い、補償の枠組みなどについて防衛省と水面下の交渉を続けてきたほか、相次ぐ米軍オスプレイの事故を受けて、機体の安全性の説明を求めている。

 山口知事は、諾否の判断について「安全性とか補償とか枠組みの問題ということで、漁業者と国をつなぐことをやってきた。それについて一定の答えが出るかどうかによる」との見解を示した。判断時期はノリ漁期を考慮するのかと問われ「意識の中にはあるかもしれないが、(安全性と補償の枠組みの)二つが大きなポイント」と説明した。

 今後の見通しは「まずは(機体の安全性を)どう説明され、いつ(説明に)来られるのかという問題、補償や漁業者への対応策をしっかり見ていくことだと思う」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加