唐津城と崩落した斜面=2018年7月9日ドローンで撮影

 唐津市東城内の唐津城で東側斜面が約20メートルにわたり崩落し、無残な姿となっている。石垣の再築工事の資材運搬用仮設道路の真下に当たる部分で、山肌がむき出しになっている。天守閣などに被害はなく、城は通常営業をしている。

 5日午前中から降り始めた雨は、6日も断続的に強まり、同日午後4時ごろ崩落した。石垣の再築工事を請け負っていた業者のプレハブ事務所が土砂に巻き込まれた。当日は豪雨で作業を中止していたため、けが人はなかった。

 唐津城の石垣は築城から約400年が経過し、崩落の危険性が指摘され、再築工事を2009年から行っている。20年まで続き、本年度中にあずまやの解体と発掘調査を終える予定だった。

 市まちづくり課の担当者によると「仮設道は危険で通れなくなっている」という。市は2週間後の復旧を目指しているが、「工事全体が遅れる心配がある」と話している。

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