台風7号の影響で国の天然記念物大イチョウの枝が落下し、瓦が破損した民家=西松浦郡有田町泉山

 台風7号や大雨の影響で、佐賀県は11日までに、国の特別史跡の名護屋城跡(唐津市)や基肄城跡(三養基郡基山町)など県内の文化財7件の被害を確認した。これまで遺構などへの大きな影響は把握していないという。

 名護屋城跡では枝木の破損や石の転落があった。基肄城跡や鳥栖市の国史跡の勝尾城筑紫氏遺跡では土砂崩れが発生し、被害の規模などを調査している。武雄市の国史跡のおつぼ山神籠石ではのり面が崩落して管理用道路をふさいだ。

 国の天然記念物の被害は2件。嬉野の大チャノキ(嬉野市)は枝折れが確認された。有田のイチョウ(西松浦郡有田町)は長さ約1・5メートルの枝が落下し、民家の瓦が破損した。

 嬉野市の重要伝統的建造物群保存地区の塩田津では、建物1戸に一部損壊があった。

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