鉄道局の寺田吉道官房審議官(右から3人目)に全線フル規格の要望書を提出した長崎ルート沿線5市の市長ら=東京・霞が関の国土交通省

 嬉野や武雄など九州新幹線長崎ルート沿線5市の首長らが11日、国土交通省や自民党本部を訪れ、全線フル規格による整備を要望した。武雄温泉-長崎間の整備方式を議論している与党検討委員会が7月中にも一定の結論をまとめる方針を示していることから、このタイミングで実施した。

 要望は佐賀県内2市と長崎、諫早、大村3市の市長と市議会議長の連名で、年2回ほど実施している。内容は今年4月に提出したものとほぼ同じで、全線フルによる整備の道筋を早急に示すことや、地方負担の軽減を図るために地方財政措置を拡充するよう求めた。

 応対した国交省鉄道局の寺田吉道官房審議官は「与党検討委員会での議論に向けて準備を進めている」と答えたという。嬉野市の村上大祐市長は、西日本豪雨の対応で国交省が多忙を極める中での要望だったこともあり「多くは語らず、全線フルが最善だという従来の主張を確認するにとどめた」と話した。

 一行は佐賀、長崎、福岡の国会議員事務所なども回った。

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