育つくんの袋を手にする大川柳川衛生組合の中川初治事務局長(左)ら=佐賀市の佐賀新聞社

 大川柳川衛生組合は、大川市紅粉屋のし尿処理施設「筑水園」で処理した汚泥を再利用した肥料「育つくん」を、1袋10キロ40円で販売している。家庭菜園を始めるための土壌づくりなどに適しているといい、中川初治事務局長は「葉物野菜におすすめ」と呼び掛けている。

 肥料は、家庭や学校から回収したし尿を乾燥させて製造している。肥料の成分は窒素5・1%、リン6・1%、カリウム0・4%。粒が小さく無臭で、固い土と混ぜると、柔らかい肥えた土になるという。園内で肥料を使って農産物の栽培を始めたところ、1玉7キロほどのハクサイが育った。約2カ月で育つキャベツやレタスなどの葉物野菜には、追肥の必要がないという。そのほかトウモロコシやカボチャにも活用できる。

 県内からも有田町や鹿島市から肥料を買い求めるリピーター客がおり、中川事務局長は「佐賀での認知度を高められたら。まずは、秋野菜の栽培に役立ててほしい」と話す。

 肥料は園内で手に入り、月・木曜日の午前8時半から正午まで。問い合わせは筑水園、電話0944(86)4225。

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