魅力ある返礼品をアドバイスするトラストバンクの田村悠揮氏=佐賀市のエスプラッツ

 「ふるさと納税」を巡って自治体間の競争が激化する中、10月に全面リニューアルを計画している佐賀市は4日、返礼品を提供する事業者を対象にした説明会を佐賀市のエスプラッツで開いた。ふるさと納税サイト最大手の担当者が、新規の寄付者を獲得し、継続的に寄付してもらうための工夫などをアドバイスした。

 佐賀市が集めた寄付額は2017年度の実績で約1億2千万円にとどまっており、九州の県庁所在地の都市で福岡市に次いで少ない。このため、今年10月に「佐賀らしく話題性のある返礼メニューの充実」を掲げ、寄付者から共感を得られる情報発信に力を入れ、返礼品も質・量の両面から魅力あるメニューに改めたいとしている。

 この日の説明会には約70社が参加した。冒頭、市企画政策課の武富将志課長が「仮に10億円に寄付を増やせれば、返礼品は3億円相当になる。全国に佐賀市の商品の魅力をアピールしていきたい」とリニューアルに協力を求めた。

 また、ふるさと納税サイト最大手「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクの田村悠揮氏が講演した。田村氏は全国各地の事例を示しながら、商品だけでなく、地域や生産者の思いを伝えるようアドバイスしていた。

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