陸上自衛隊目達原駐屯地にある九州補給処(神埼郡吉野ヶ里町)と佐賀県競馬組合(鳥栖市)は11日、災害発生時に陸自が競馬場の施設を使用するための協定を結んだ。競馬場の駐車場を災害派遣部隊の車両の駐車場や支援物資集積地として利用する。九州補給処が拠点利用の協定を結ぶのは初めて。

 1万台収容の駐車場があり、国道34号に面して高速道路の鳥栖ジャンクションにも近いことから、災害時に連携することになった。

 調印式が競馬組合で行われ、九州補給処長の山﨑嘉樹陸将補と県競馬組合管理者の池田英雄副知事が協定書に署名した。山﨑処長は「いつ何が起こってもおかしくない状況で、ここを佐賀県、九州の災害復旧の一つの活動拠点として有効活用したい」と述べた。池田管理者は「九州地方では熊本地震、九州北部豪雨、先日の7月豪雨と大規模災害が相次いでいる。災害時にスムーズで効果的な対応ができるよう協力したい」と応じた。

 佐賀競馬場は県地域防災計画で災害時の輸送拠点の一つに指定されている。

このエントリーをはてなブックマークに追加