「歌の国体」といわれる日本大衆音楽祭で厚生労働大臣賞に輝いた米光國雄さん=神埼市千代田町

 東京都で10月に開かれたカラオケの全国大会「日本大衆音楽祭」で神埼市千代田町の米光國雄さん(79)が厚生労働大臣賞に輝いた。大会5賞のうちの一つで70歳以上の「シニア部門」で最高の栄誉。米光さんは「驚いてまだ信じられない」と喜びの表情を見せる。

 大会はNPO日本大衆音楽協会が主催。1985(昭和60)年から開かれ、「歌の国体」とも言われている。米光さんは2004年から毎年大会に挑戦し、予選を勝ち抜き全国大会には6回目の出場。全国の歌自慢の歌唱力に「詞の情景が目の前に浮かび、この人にはかなわない」と思う一方、その感動や悔しい気持ちを練習に励む原動力にしているという。

 本番では演歌「南部蝉しぐれ」を披露。会場には審査員として同曲を作詞した久仁京介さんがいたため、「緊張したけど、とにかく練習してきた歌い出しの音が思い切りよく出た」と振り返る。

 米光さんは自宅で整体業を営む。「いい姿勢で血液の流れが良くないと、いい声は出ない」と日頃からの健康が受賞の秘訣(ひけつ)といい、「これからは大好きな演歌を愛好会で教える活動にも精を出していきたい」と話す。

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