1回戦・唐津青翔-唐津商 一塁送球でアウトを狙う唐津青翔の井上海大=みどりの森県営球場

 唐津青翔は部員8人。この日は助っ人5人もメンバーに名を連ねた。その中の一人、3年の井上海大は1番を担い、今大会初安打の中前打で会場をどよめかせた。

 中学時代は3年間硬式野球クラブで汗を流したが、高校では部活に入らなかった。人数が足りない状況でも練習を頑張っている野球部員を見て助っ人に名乗りを挙げた。

 唐津商には二つ下の弟・颯大が所属。「神様もいじわるだな」と感じたが、少年野球時代のライバルだった土井、岩本との対戦に心が躍った。「同じ捕手なので分かった」。読み通りに外角の直球をはじき返した。

 「これから頑張る弟に背中で語ることができたかな」。満足げな表情で夏を終えた。

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