日頃のコミュニティづくりの大切さを話したNPO法人ウィメンズアイの石本めぐみ代表理事=佐賀市のアバンセ

 全国各地の先進事例の共有や交流を通して地域づくりの輪を広げる「学びを通じた地方創生コンファレンスin佐賀」が25日、佐賀市のアバンセであった。地域づくりに関わる団体など約300人が、防災・震災や福祉など4分野の事例発表や分科会に参加し、日頃の活動につながるヒントを探した。

 事例発表では、東日本大震災後、宮城県で女性支援に取り組むNPO法人ウィメンズアイの石本めぐみ代表理事が被災地で取り組む女性視点の地域づくりについて報告した。石本さんは震災直後の登米市でのボランティアでは「女性がものを言わない、言いづらい状態を目にした」という。このため、現地団体や専門家を巻き込んで、手作りマルシェなど女性が輝ける場づくりをゼロから一緒に考えた。「与えて、もらうという関係だと続かない。一緒につくっていく視点が大切」と日頃のコミュニティーづくりの大切さを説いた。

 文部科学省が地域の課題解決を促す「学びによる地域力活性化プログラム普及・啓発事業」の一環で、県立生涯学習センターが受託した。26日も佐賀県内で活動している団体・企業によるブース出展、東京大学大学院の牧野篤教授らを招いた総括フォーラムがある。

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