韓国霊岩郡の伝統舞踊を披露した朗州中の生徒たち=神埼中学校

三湖西中の生徒らを歓迎式で迎えた千代田中の生徒たち=神埼市の千代田中学校

 日本に漢字を伝えたとされる王仁(わに)博士が縁で、神埼市の神埼中と千代田中が韓国霊岩(ヨンアン)郡にある中学校と姉妹校提携を結んだ。両校の生徒が行き来しながら交流を深め、異文化理解につなげる。このほど、韓国の生徒が神埼市を訪れ、文化交流や授業体験を行った。

 市内の竹原地区に王仁博士を祭ったといわれる神社があり、博士の出身地の霊岩郡と神埼市はかねてから交流があった。千代田中と霊岩郡の三湖西中、神埼中と霊岩郡の朗州中がそれぞれ姉妹校になった。神埼市の両校は来年、霊岩郡の姉妹校を訪問する。

 三湖西中の生徒15人は千代田中を訪れ、日本の昔遊び「福笑い」で和やかに交流。「アップ」「ダウン」と英語で目や口のパーツを置く場所を伝え、コミュニケーションを図った。三湖西中のキム・ガラムさん(15)は「初めてのことばかりですごく新鮮な体験」と笑顔を見せ、千代田中の松尾光凌さん(14)は「韓国をとても身近に感じています」と話した。

 朗州中の生徒15人も神埼中を訪問。神埼中の生徒が「神舞太鼓」や吹奏楽部によるKpopの演奏で歓迎した。朗州中は霊岩郡の伝統舞踊「カンガンスルレ」を披露した。朗州中のユン・ヒョサンさん(15)は「日本の学生はとてもまじめで親切。素晴らしい演奏だった」といい、神埼中の實松寛子さん(15)は「これから日本についてもっと知ってもらえるよう、後輩たちに引き継げれば」と話した。

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