ベネッセコーポレーションの松本礼孝さん(左)の話を聞く教職員=佐賀市の致遠館高校

 授業や課外活動などの学習記録データをインターネット上に蓄積する「eポートフォリオ」の活用研究会が5日、佐賀市の致遠館高(碇浩一校長)であった。県内や福岡、長崎の高校から教員11人が参加し、システムの活用法について知識を深めた。

 2020年度から大学入試で蓄積データを利用する動きへの対応や、教育現場の向上などが目的。eポートフォリオの一つ「Classi(クラッシー)」を提供するベネッセコーポレーション九州支社の松本礼孝さんは、「ポートフォリオは振り返りノートと同じで、生徒にはプロセスを自覚して整理してもらうのが大事」と説明。「大学入試に使うだけでなく、主体的に考えて課題を解決するような人材を育てるために活用してほしい」と呼び掛けた。

 3年前からClassiを導入している致遠館高では、配布資料のペーパーレス化や複数の教員での情報共有により個々に合った進路指導が可能になったという。山崎俊明教諭は「まだ使い始めたばかり。大学入試も見据え、生徒の学びの多様化に対応していきたい」と話した。

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