通水式後に完成した浄水センターの施設を見学する関係者=唐津市肥前町星賀

 唐津市肥前町の星賀浄水センターの通水式が1日、現地であり、峰達郎市長や地元、工事関係者約30人が参加し、施設の完成を祝った。農業集落排水の施設で、地区のし尿や生活排水を浄化し、生活環境の改善と河川や海の水質保全を図る。

 10年前から住民説明会を繰り返し、2015年度から管路(全長約4キロ)、翌年から処理場の建設を進めてきた。星賀地区の10・8ヘクタールをカバーし、処理人口は131戸370人を計画している。1日に約100立方メートルの処理ができ、総事業費は5億8900万円。

 市内の農業集落排水は14カ所目で、計画上は最後になる。あとは肥前町高串に漁業集落排水の構想が残る。集落排水は従来のくみ取りよりも水を多く使う。上場台地は水源が乏しかったが、簡易水道が上水道に編入され、松浦川を水源とする久里浄水場とつながって同地区も安定的な水道水供給ができるようになり、事業を後押しした。

 地元の北原範孝区長(66)は「下水道事業は地区の大きな願い。住みやすくなり、生活に活力が生まれる」と喜んだ。

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