トヨタ紡織九州-大崎電気 試合終了間際に同点ゴールを決め、ガッツポーズで喜ぶCB中本和宏(6)=埼玉県の三郷市総合体育館

■王者・大崎電気とドロー

 勝利は逃したものの、昨季覇者の大崎電気を相手に引き分けに持ち込んだトヨタ紡織九州レッドトルネード。試合終了間際にCB中本和宏が同点ゴールを決める試合運びに、石黒将之監督は「運動量を落とさず、最後まであきらめない粘りが見えた」とうなずいた。

 ここまで課題としてきた後半。格上の相手に対し、2人の若いCBが存在感を示した。パスミスから得点が止まる「いつもの悪い雰囲気」(石黒監督)を変えたのは1年目の津山弘也。鋭いステップで自ら切り込みゴールを決めると、「悪いときには自分でいくと決めていた。練習通り」と胸を張った。

 残り10分で津山と交代した中本も、相手の屈強な守備にひるまず攻め抜く姿勢を貫いた。最後は相手と激しく接触しながら同点ゴールをねじ込み、「積極的にゴールを狙う自分の持ち味が出せた」と喜んだ。

 リーグ戦の連敗を5で止め、次戦は12月の日本選手権となる。石黒監督は「ここ10年くらい勝つことができなかった大崎電気と引き分けたことには大きな意味がある。選手たちは自信を持って、次につなげてほしい」と期待した。

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