車いすをタイの障害者に届けた学生たちによる報告会=小城市の牛津高校

 佐賀女子短期大学(佐賀市)の介護専攻の学生が車いすを届けたタイの福祉の現状を、牛津高校の生徒たちに報告した。学生らは「車いすも手に入らない人がたくさんいる。もっと支援が必要」と語った。

 同短大では、2012年から、NPO法人「ヒーリングファミリー財団」(多久市)のプロジェクトに協力し、タイのチェンマイに中古の車いすを贈る活動を行っている。今年も10月中旬、学生8人がタイへ車いすを持参した。

 報告会には、同高の生活経営科2、3年生35人が参加。学生らは、タイに障害者の交通手段がなく、引きこもりになっている人が多いことなどを写真とともに紹介。障害者の女性が、改良して荷台を取り付けたバイクに、車いすのまま乗り込む様子なども見せた。

 学生たちは「障害者の活動範囲を広げるためにも、このプロジェクトは必要」、「今後も、自分にできることは何かを自問したい」と思いを語った。

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