佐賀市久保泉町川久保の残土置き場で男女2人を生き埋めにして殺害したとして、殺人罪などに問われた無職於保照義被告(68)=神埼市神埼町=の裁判員裁判の第9回公判が26日、佐賀地裁(吉井広幸裁判長)であった。犯行に使われたとする重機の稼働記録を調べた捜査関係者の証人尋問があり、犯行や、その準備があったとされる日に稼働していたと証言した。

 油圧ショベルの稼働状況について、リース会社やメーカー側に確認した捜査関係者が証言した。於保被告が会社従業員に犯行現場となった穴を掘らせたとする2014年8月13日と、犯行に及んだとされる同15日に、油圧ショベルが残土置き場周辺で稼働していた記録があったと説明した。

 また、メーカー側から提供を受けた資料には、衛星利用測位システム(GPS)による油圧ショベルの位置に加え、エンジン始動、走行、旋回、掘削などの個々の動作をした時間の記載もあったという。

 また、2人の遺体の毒薬物検査をした医師も出廷し、毒物は検出されなかったと証言した。

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