山口祥義知事が県知事役としてアナンダ・エヴァリンハムさん(右)とピムチャノック・ルーウィサートパイプーンさんと共演したワンシーン=佐賀市の駅前まちかど広場

 ドラマや映画を通じて佐賀県の魅力をPRする県フィルムコミッションが、タイでは6作目のロケを誘致した。24日には佐賀市の駅前まちかど広場での撮影が報道陣に公開され、激励に訪れた山口祥義知事が急きょ「知事役」としてドラマ出演した。

 ドラマ「シークレットガーデン」で、韓国で大ヒットしたラブコメディードラマのリメーク版。ロケには佐賀を訪れた大手デパートのオーナー・タナット(男性)と、タナットの弟で歌手・レーとの旅行で訪れたウィーナー(女性)が登場。県内ロケでは、遠出の電車旅に出掛けた2人が、日本食レストランで食事を取った後、夜の列車の中で2人の心が入れ替わってしまうシーンを撮影する。

 ロケ班は23日から佐賀で撮影を始め、12月2日まで佐賀市、唐津市、伊万里市、武雄市、嬉野市の各地を回る。来年冬タイで放映される予定で、20話(各1時間)制作のうち5話程度で県内ロケのシーンが使われるという。

 県知事役として、ウィーナー役のピムチャノック・ルーウィサートパイプーンさん(24)に佐賀の道案内をするシーンなどで出演した山口知事は「“そのままの役”で自然にできた。ここでしか味わえない佐賀をつくりたい」と海外への魅力発信に力を込めた。

 タナット役で俳優兼プロデューサーのアナンダ・エヴァリンハムさん(34)は佐賀の印象を「きれいでおもてなしが良いので、プライベートで訪れたい」と話し、「国外で撮影すると質が上がる。良い作品に仕上がると思う」と手応えを感じていた。

 県フィルムコミッションは、これまでタイ、韓国、フィリピンの映画やドラマの撮影計8件を誘致。県観光課によると、2015年には約5千人、今年は約3500人(8月末、速報値)の誘客につながっているという。

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