「さがびより」の田植えをする飯田隆雄さん=唐津市相知町

 佐賀県産のブランド米「さがびより」の田植えが本格化している。2018年産は県全体でほぼ前年並みの約5200ヘクタールの作付けを予定し、10月中旬ごろから収穫が始まる。関係者は、日本穀物検定協会が実施する米の食味ランキングで9年連続の「特A」評価を目指している。

 JAグループ佐賀が、優れた栽培技術を持つ人を認定する「さがびより米スター」の飯田隆雄さん(70)=唐津市相知町=は、約4・2ヘクタールで栽培する。小雨模様となった20日は、家族の手伝いを受けながら38アールのほ場で田植えを済ませた。飯田さんは「苗の出来はいい方。自然相手なので毎年同じようにはいかないが、水や肥料の管理、防除などをしっかりすれば今まで通りの米ができる」と語った。

 さがびよりは県農業試験研究センターが開発し、09年から本格栽培が始まった。高温に強く、粒の大きさやもっちりとした食感、甘みや香りが特長。食味ランクでの8年連続特A獲得は、現在も継続中の記録としては新潟県の佐渡コシヒカリ(13年連続)に次ぐ2位タイで、全国的な評価を確立しつつある。飯田さんは「(特Aは)楽しみでもあり、プレッシャーでもある」と語った。

 佐賀平野では23、24の両日に田植えのピークを迎える見通し。

このエントリーをはてなブックマークに追加