18歳選挙権について説明する佐賀新聞社の多久島文樹NIE担当デスク=小城市の小城高

 佐賀新聞社による主権者教育の出前授業が20日、小城市の小城高(永田彰浩校長)であった。同校1年と3年の計約480人が、選挙に関するクイズや教諭たちを候補者とした模擬選挙を通して、主権者としての意識を高めた。

 このうち3年生は、同校の教諭4人を立候補者に見立てた模擬選挙に取り組んだ。まずポスターや政党名、公約からそれぞれ最善と思うものを選択し、次に候補者自身が政見を語る映像を視聴して投票先を決めた。

 生徒からは「一つの公約で決めた」「政策も候補者の人柄も納得して選べた」という声が上がった一方、中には「公約の種類によって票を入れたい候補者が違った」と投票先を選ぶ難しさに触れた生徒もいた。

 司会を務めた佐賀新聞社の中島佑子記者は、若者の投票率が低い現状を指摘した上で「投票しないと意見は反映されない。自分事として物事を捉え、社会について考えて」と呼び掛けた。講評で多久島文樹NIE推進デスクは「自分の立場や考えを明確にするため、各メディアを使い知識を得るだけでなく、友だちと意見を交わして自分の考えを深めて」とまとめた。

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