玄海原発4号機の発送電再開に抗議する市民団体のメンバーら=佐賀市中央本町

 九州電力玄海原発4号機(東松浦郡玄海町)の発送電再開を巡り、原発に反対する市民団体が21日、佐賀市内で抗議活動をした。18日に発生した大阪府北部地震に触れ、「地震がいつ原発を襲うかは誰にも分からない」と事故の危険性を訴えた。

 「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」のメンバー7人が佐賀市の中央大通りの街頭に立った。4号機の1次冷却水ポンプで不具合が見つかったことなどを挙げ「発送電再開は安全安心よりも九電の利益優先」とするビラを通行人に配った。メンバーは「地震が玄海原発を襲うことはないと誰が言えるのか」と呼び掛けた。

 裁判の会の石丸初美代表(66)は、2011年3月11日に福島第1原発事故が起きたことを念頭に「私たちは(事故前日の)3月10日を過ごしている気がしてならない。最大の原子力防災は原発を止めること」と話した。

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