チームを九州大会連覇に導いた今村則行監督(中央)と主将の吉田康治さん(右)、副主将の樋口紀元さん=佐賀市の佐賀新聞社

◆3チーム混成、一丸で

 県東部と佐賀市、鹿島市の74歳以上のシニアで構成するソフトボールチームが、10月に福岡県朝倉市で開かれた第14回九州ハイゴールドソフトボール福岡大会で優勝し、大会2連覇を果たした。2投手を中心とした堅守が光り、4試合で許した失点はわずか2。今村則行監督は「投打ががっちりかみ合い、何よりもチームワークが良かった」と選手のはつらつプレーに喜んだ。

 チームは前年同様、鳥栖市や基山町、吉野ケ里町のメンバーでつくる「佐賀東部」と佐賀市、鹿島市の計3チームによる混成チームで出場した。

 メンバー20人の平均年齢は80・8歳で最高齢は84歳。2日間で4試合を戦い抜く原動力となったのは、投手の川口信行さん(75)と緒方敏雄さん(74)の二枚看板。速球と多彩な変化球を武器とする川口さんと制球力抜群の緒方さんを、捕手の田中正毅さん(82)が好リードし、バックが堅い守りでバッテリーを支えた。

 打線も4試合で26得点をたたき出した。1番川野定男さん(76)の出塁を機に、バントやエンドランなど足を使った攻撃がかみ合った。連覇の重圧を感じていたという今村監督は「失点の少なさは計算できていた。先行逃げ切りで戦えて良かった」とほっとした表情を見せた。

 全体で練習する時間が少ない中、各チームの練習や試合に顔を出して、連合チームの良い雰囲気作りに努めた今村監督。今大会は裏方に徹した主将の吉田康治さん(80)も「ソフトボールを通してみんなが健康でいることが一番。来年は選手として出たいな」と早くも意欲を見せていた。

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