実際にガイドにあたるタイ出身の留学生ら。中央はナットチャイさん

覚書を交わした鍋島朝倫宮司とサワディー佐賀の山路健造さん(右)=鹿島市古枝

 佐賀県内に暮らすタイ人やタイが好きな日本人のネットワーク「サワディー佐賀」は、鹿島市の祐徳稲荷神社に通訳ガイドを派遣する。「ボランティア」として、月に1回以上の派遣を覚書で取り決め、おもてなしの充実に向けて連携していく。

 サワディー佐賀によると、佐賀を訪れるタイ人は2013年に300人程度だったが、16年は5800人を超えた。中でも同神社は人気が高い。参拝の作法やロケ地となった撮影スポットを紹介するマニュアルを作成。神社観光や門前商店街での土産品購入などをコミュニケーションの面で手助けしていく。

 16日に神社で締結式があり、サワディー佐賀の山路健造代表世話人が「国際交流をするとともに、まちづくりに貢献することができれば」とあいさつ。鍋島朝倫宮司は「日本とタイのさらなる友好につながる。感謝したい」と語った。

 タイ映画やドラマのロケ地になりブームに火が付いた神社。ガイドとして活動する佐賀大学院のナットチャイさん(30)はドラマ「STAY」(15年)をきっかけに佐賀を知り、留学へとつながったという。「日本語の勉強にもなる。観光客にとってもハッピーになるように接したい」と笑顔を見せた。

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