大阪府で最大震度6弱の地震が発生した18日、大阪に事務所を置く佐賀県や県内企業は、安否確認と情報収集に追われた。山陽新幹線の一時運転見合わせで、九州新幹線でも運休や遅れが出るなどの影響が及んだ。

 県は、大阪市北区の関西・中京事務所と連絡を取り、全職員の無事を確認した。県流通・通商課によると、交通の乱れを考慮し、JAさがが鉄道での農作物の輸送をトラックに切り替えたほか、佐賀玄海漁協が水産物の陸路輸送を空輸に変更したという。県内から被災地に修学旅行などで訪れている学校はなかった。

 震度5の揺れがあった吹田市に関西オフィスを置く戸上電機製作所(佐賀市)は、室内のパソコンが床に散乱した。従業員約20人にけがはなく、自宅待機を命じた。広報担当者は「全国の生産体制に影響はない。従業員の安全が確認できて安心している」と話した。

 九州新幹線にも影響が出た。JR九州によると、同日午後6時20分現在で、九州新幹線の上下列車は運休に加え、10~60分の遅れが出た。鹿児島中央行きの臨時列車を熊本、博多、新鳥栖から発車して対応した。

 大阪府高槻市では、小学校プールのブロック塀が道路側に倒れ、小4女児が犠牲になった。鳥栖市教委は、市内の12小中学校に敷地内にブロック塀があるか、異常がないかを確認するよう指示した。

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