最新のシンガポールの動向について解説したジェトロシンガポールセンター経済連携促進アドバイザーの永田俊司氏=佐賀市の佐賀商工ビル

 経済成長の著しいシンガポールに関するセミナーが15日、佐賀市であった。日本貿易振興機構(ジェトロ)シンガポールセンター経済連携促進アドバイザーの永田俊司氏が同国の基礎知識やビジネス環境、日系企業の進出動向について解説した。

 シンガポールは建国53周年で2017年の人口は約561万人だが30年までに約650~690万人に増加する試算があるという。在留邦人は約3万6千人、進出している日系企業も2800社を超えている。

 東京23区よりやや大きい国土に、年間約1700万人の観光客が訪れ、永田氏は「日本から進出した量販店や飲食店などが観光客向けに売り上げを伸ばしている」と紹介した。

 シンガポールに事業進出するメリットについては、法人税の税率が低く、輸入関税も基本的にない点を挙げ、「シンガポールに拠点を置きながら近隣のアジア諸国にビジネスを広げる動きがある」と強調した。

 セミナーはジェトロ佐賀貿易情報センターと佐賀県が開き、県内の事業者や自治体担当者ら約30人が参加した。

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